16日目 手術明け
朝、目覚めると身体のあちこちに医療器具が装着されていた
何が何やら分からんが激痛や
これは空気圧で血栓を防止するもの(何時間も同じ態勢で身体を動かせない時に起こりうる所謂エコノミー症候群防止)で異様に大きいバイブ音的な一定音と不安定な効果(マジックテープが外れアラーム音)に最後の最後まで苦しめられた
両足には通称“弾性ストッキング”と呼ばれる圧がかかるソックスを2週間程、履き続けることになる 指先部分には小さな穴が空いているが履き終える頃には水虫と友達になっていることが多いらしい(不安)
その他、酸素マスクや心拍数計測するものを初め、点滴、自動的に静脈に注入される痛み止め薬、尿や手術時の不要な液体類を吸い出す装置と寝返りも打てない程の不自由さと激痛に3日程、耐えなければならなかった
それよりも手術はどうやったん? 恐る恐る左足を意識してみる…
<足ってこんなに?>…
重いもんやった? エッ 1cmも上がらん どないしょ?(泣)
<左足はある>…当然か?
<痛みは?>…なくなってる!
傷の痛みはあるものの
“これって所謂
成功ってこと!?”
やったでベィベー!
「先生 面会謝絶って可能ですか?」あまりにも傷の痛さに巡回に来た担当医に懇願する 先生曰く“手術後そうするとこの部屋の患者はお迎えが近いって前を通る患者がビビってしまうから我慢して下さい”
無意識にこんなことをお願いする位、お見舞者に対し会話の気力もなく憔悴しきった俺やったらしい?
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